最近は「結婚するメリットがない」と考え、未婚を選択する男女が増えています。
趣味や仕事などプライベートが充実していると、わざわざ今の生活を変えようとは思わないですよね。
しかし、その一方で「独り身だと老後が心配…」と不安になることもあるはず。
この記事では結婚のメリットがわからないと感じる理由や、独身でいるデメリットを紹介します。
ぜひ将来設計の参考にしてくださいね。
目次
日本の未婚率の増加についてニュースで度々取り上げられていますが、最近の調査では結婚「できない」のではなく「希望しない」人が増えていることがわかりました。
2021年版「出生動向基本調査」によると、18〜34歳の独身男女のうち「一生結婚するつもりはない」と回答した男性は全体の約17%、女性は約15%という結果に。
これは5年前に行われた調査から5ポイント以上も増加した数値であり、年々独身を希望する人が増えていることがわかります。
その理由は様々ですが、多く挙げられたのは「結婚するメリットがない・わからない」という意見。
家庭を築くと趣味に費やせるお金や時間が減ったり、出産・育児などでお金がかかったりするため、独身でいた方が楽だと考える人が増えているようです。
また、女性の経済的な自立が進んでいることや一人の生活に寂しさを感じないことも、独身を選ぶ理由として多く挙げられています。
参考:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査 」
「結婚にはメリットがない」と思う理由は、男女によって異なります。
まずは男性がどのような点をネックと捉えているのかチェックしましょう。
当てはまる点があるか、確認してみてくださいね。
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「結婚するメリットがない」と感じる理由として多いのが、自由な時間がなくなること。
独身であれば、仕事終わりの時間や休みの日は自由に過ごせます。
飲みに行っても誰かに文句を言われることはなく、遅くまでダラダラ寝ていても怒られることもありません。
しかし結婚して家庭を持つとなると、真っすぐ家に帰って家事を手伝ったり、休日は家族サービスをしたりと、自分の都合だけで生活することはなかなか難しくなります。
そのため、自由に使える時間がなくなるなら、一生独り身でいいと思ってしまうのです。
結婚すると時間だけでなく、お金の使い方も自由が効かなくなります。
独身なら自分で稼いだお金を趣味に費やしたり、車やブランド品など高価な買い物をしたりと、好きなように使えるでしょう。
しかし家庭がある以上は、自分の欲よりも家族が不自由なく暮らしていくことを優先的に考えなければなりません。
家族の生活費、そして子どもが生まれたら教育費に…と自分以外の人のために一生懸命働いたお金を使う必要があるのです。
自分が働いて得た収入は自由に使いたい、と思う人は「結婚するメリットがわからない」と独身を貫く傾向があります。
他人と同じ家で暮らすことで自分の生活のペースが乱れてしまうのも、男性が結婚にメリットを感じない理由の一つです。
独身時代、一人で自由に暮らしていた人にとって、異なる生活リズムを持った人が家の中にいるとストレスを感じるもの。
特に“毎週土曜日は掃除機をかける”、“金曜は夜更かしをする”など、細かいルーティーンを決めているタイプの人は、相手とペースが合わないと強いストレスを感じます。
色々なモヤモヤを溜め込むくらいなら「自由気ままに一人で生活したい」と思ってしまうのです。
家事を一通りこなせる男性であれば特に「結婚にメリットはない」と感じるでしょう。
家庭は夫と妻が協力して築き上げていくものです。
とはいえ「結婚=男がメインで責任を負う」とのイメージを持っている男性は多いのではないでしょうか。
「家族を養えるだろうか」
「親になるのは荷が重い」
など、様々なことを考えた結果「責任を負うくらいなら独身でいい」と思うケースも少なくありません。
家庭を持つことでしか得られない幸せはたくさんあります。
悪い面ばかりに意識が向いてしまい、結婚にメリットはないと判断しているのではないでしょうか。
続いて女性が「結婚はデメリットしかない」と思う理由を見ていきましょう。
何にデメリットを感じ、独身でいることに魅力を感じているのか具体的なポイントをチェックしましょう。
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イクメンや男性の育休取得が話題になっているものの、実際はまだまだ女性の方が家事・育児の負担が大きいのが現実です。
それは共働きであっても同じこと。
日本では未だに「家事・育児=妻の仕事」という古い価値観が残っているため、夫と妻で稼ぎや労力に差がなくても女性側の負担が膨れ上がります。
子どもを生んだことによって、キャリアに影響が出ることもあるでしょう。
バリバリ働きたい女性は特に「結婚するメリットはない」と考えます。
今の生活が充実している人は、結婚する必要性を感じにくいでしょう。
少し前までは、女性は家庭に入るのが当たり前の時代でした。
しかし今は女性の社会進出が進み、経済的にも精神的にも自立した女性が増えています。
男性に頼らずとも不自由なく生活できるため、あえて結婚しようとは思わないのです。
また、そんな自立した女性同士での交流も増えており、自由に遊んだり旅行したりできる環境があるのも、結婚=デメリットしかないと感じる理由の一つ。
誰かに尽くしたり家事に追われたりするくらいなら、自由気ままに楽しみたいと思ってしまうのでしょう。
美容や推し活など大好きな趣味がある場合、それに没頭できなくなるのも「結婚にはメリットがない」と考える理由の一つです。
男女共に、家庭を持てば自由に使えるお金や時間が少なくなります。
すると高価な美容アイテムが買えなくなったり、推し活のための地方遠征ができなくなったり、独身時代と比べてかなり窮屈な思いをするでしょう。
それに耐えられる自信がないと結婚願望は遠のき、自由な独身生活を選ぶケースは少なくありません。
女性は結婚して籍を入れると名字が変わるため、様々な手続きが必要になります。
運転免許証、パスポート、保険証などの公的証明書はもちろん、銀行口座やクレジットカードの変更も必須。
手続きにはそれなりの時間がかかりますし、クレジットカードは手元に届くまで利用できなくなるなど、生活に支障が出ることもあります。
さらに、職場へ名字の変更を申し出て周知してもらうのもかなりの手間です。
それらを考えると「めんどくさいし結婚しなくていいや」と思ってしまうのでしょう。
結婚すると制限されることも多いですが、デメリットばかりではありません。
パートナーを見つけることや結婚生活には、独身生活以上の魅力があります。
次は結婚のメリットがわからない人に向けて、結婚した方がいい理由を解説していきましょう。
独身生活の最大のストレスといえば、周囲からの結婚に対するプレッシャーです。
上司や友人から「いい人いないの?」と聞かれたり、両親から「孫の顔が見たい」と言われたり、独身でいる限りは少なからず周りからの圧力を受けるでしょう。
気にしなければいいものの、ことあるごとに聞かれると意外とストレスになるものです。
素敵な結婚相手を見つければ、そんな嫌味やプレッシャーからも解放されます。
周囲に自立した印象を与えることができるので、煩わしい意見を聞かずに済むでしょう。
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夫や妻がいれば、本当に困ったときに頼ることができます。
もちろん友人に頼ることもできますが、介護やお金などの深刻な問題となるとなかなか頼りにくいですよね。
家族を頼ることも可能かもしれませんが、高齢の両親にいつまでも甘え続けるというのは現実的に難しいでしょう。
結婚相手がいればどんなことでも相談しやすく、誰よりも安心して頼りやすいです。
困ったときに頼る相手がいる安心感は、独身では得られない大きなメリットといえるでしょう。
結婚して家族になれば、経済面でも支え合うことができます。
「それなりの収入があるから独身でも大丈夫」と思うかもしれませんが、思いがけない事故や怪我で働けなくなったらそうはいきません。
収入どころか仕事もなくなり、貯金が底をついたら生きていくことすら難しくなります。
しかし、妻や夫がいれば、どちらかが働き続けることで一定の生活を続けることが可能です。
安心して生活していくためにも、パートナーは欠かせない存在といえます。
また、結婚することで保険料や住民税などの控除が受けられる可能性があるので、一人で生活するより経済的なケースもあるでしょう。
長い人生、嬉しいことや楽しいことだけではありません。
悲しいことやピンチに直面したとき、結婚相手がいれば強い味方となって一緒に乗り越えてくれます。
また、家族がいると日常の様々なシーンを共有することができます。
色々な経験を通して一緒に何かを感じたり、学んだりしながら共に年を重ねられるのは素晴らしいことです。
晩年、ふと隣を見たときに笑顔を向けてくれる人がいると、何者にも代えがたい幸せを感じて「結婚してよかったな」と心から思うはずですよ。
「独身=自由・気楽」というイメージを抱いている人も多いかもしれませんが、独身にもデメリットがあります。
詳しく解説しますので、乗り越えられるかどうかよく考えてくださいね。
仕事がうまくいかない、家族や友人と死別したなど、生きていくうえで様々な辛い経験をすることがあるでしょう。
そんなとき、独身だと頼ったり泣きついたりできる人がいない可能性が高いです。
友人や知人などが多少慰めてくれることはあっても、24時間つきっきりで寄り添ってくれる人はなかなかいないはず。
どんな辛いことも一人で乗り越えなければならないのは、独身ならではのデメリットといえるでしょう。
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独身を貫いた結果、孤独で悲惨な老後を送る可能性も否定できません。
収入があって健康な身体を維持できるうちは、独身でも生活に困ることはないでしょう。
しかし、年齢を重ねると段々身体の自由が効かなくなり、思い通りに活動できなくなります。
病気になって動けなくなっても、家族がいなければ誰も助けてくれません。
仕事を退職して人との繋がりが薄くなると、とてつもない孤独感に襲われるでしょう。
配偶者がいれば健康面や経済面、精神面などを支え合えますが、独り身であればそうもいかないのです。
独身の友達が多く、自由に遊べる今は「独り身最高!」なんて思うかもしれませんね。
しかし数年後、周りの友達のほとんどが既婚者になっていたり、自由に遊びまわる体力がなくなっていたりしたらどうでしょう?
「自分も結婚したい」「子どもが欲しい」と思うかもしれませんが、その時にはもう手遅れである可能性が高いです。
婚活市場は年齢を重ねれば重ねるほど、成婚は難しくなっていきます。
早めに婚活しておかないと「結婚しておけばよかった」と深い後悔を感じることになるでしょう。
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気力や体力に溢れている今の年齢で「結婚=メリットがない」と決めつけるのは、早いかもしれません。
たしかに独身の方が様々な点において自由度は高いですが、家庭を築くことによる幸福感や安心感は独身の自由さには代え難いものがあります。
少しでも老後に不安があるのなら、早めの婚活がおすすめです。
「出会いがない」「何から始めていいかわからない」という人は、ぜひ結婚相談所を利用しましょう。
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