周りの友達がどんどん結婚していくと、焦りを感じてしまいますよね。
自分だけ取り残されていくような気持ちになって、孤独を感じたり嫉妬したりする方もいるのではないでしょうか。
この記事では、結婚ラッシュに焦る独身女性におすすめの対処法を紹介します。
今抱えている辛い気持ちの原因も解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
周りが結婚していく…ラッシュはいつ?なぜ起こる?
次々と周りが結婚していく結婚ラッシュは、大まかに見て人生で3回ほど起こるといわれています。
なぜ周囲のゴールイン時期が重なるのか不思議ですが、そこには考え方や環境の変化が関係しているのかもしれません。
ここでは、結婚ラッシュが起こる具体的な年齢や理由を説明していきます。
第一次結婚ラッシュ
第一次結婚ラッシュは、24歳〜25歳ごろだといわれています。
この時期は、大卒であれば就職してから2~3年が経った頃。
社会人としての生活に慣れ、仕事にもやっと余裕が出てきた年齢でしょう。
慣れない仕事で忙しかった日々を、励まし合いながら一緒に乗り越えてきた恋人を“生涯のパートナー”として選ぶ人が多いようです。
また、将来子どもを望んでいる女性は、自身の体力面から早いうちに結婚・妊娠を希望する傾向にあります。
学生時代から長く付き合っているカップルも、仕事が安定して落ち着いてきたこの時期に結婚を決める人が多いでしょう。
第二次結婚ラッシュ
続いて第二次結婚ラッシュが起こりやすいのは、28歳〜29歳ごろです。
人生の節目となる30歳を目前に控えたこの時期は、結婚を意識する男女が多くなってきます。
第一次結婚ラッシュのときは趣味や遊びに夢中だった人が「そろそろ家族を作って落ち着きたい」という考えに変化してくるようです。
また、一般的に20歳〜35歳までが妊娠適齢期といわれており、出産を考えている独身女性にとっても結婚を強く意識する理由となるでしょう。
収入面でも安定してくる年齢なので、男性もプロポーズに踏み切りやすい時期です。
第三次結婚ラッシュ
第三次結婚ラッシュは、34歳〜35歳ごろに訪れるといわれています。
経済的にも気持ちにも余裕がでるこの年齢は、周りが結婚していく様子を見てかなりの焦りを感じだす時期。
「このまま一生独身になるかもしれない」との不安から、友人からの紹介を受けたり結婚相談所での婚活をしたりなど、積極的に結婚に向けて動く人が増えるようです。
妊娠・出産の関係からスピード婚を選択する人も多いため、長い間恋人がいなかった人から急に結婚の知らせがあることも。
焦りや将来への不安が、第三次結婚ラッシュとして現れるのかもしれません。
周りがどんどん結婚していくと焦るのはなぜ?
友人から次々と結婚報告があると、喜ばしいことなのにどす黒い感情が邪魔をして、素直に「おめでとう」と言えないときもありますよね。
幸せそうな友人と独身で彼氏すらいない自分を比べてしまい、みじめな気持ちになる人もいるでしょう。
そんな自分に嫌悪感を抱きがちですが、その焦る感情には“結婚したい”という気持ちとは別の意味が隠れているかもしれません。
ここからは、周りが結婚していくときに焦りを感じる心理を探っていきます。
辛い気持ちや孤独を感じる原因を理解して、自分の心としっかり向き合いましょう。
結婚したいのに彼氏すらできる気配がない
結婚したい気持ちは強いのに、彼氏すらできる気配がないと焦りを感じてしまいます。
芸能界では交際0日婚などの話題も目にしますが、実際に起こる確率はとても稀なこと。
一般的には恋人と一定期間の交際を経て、恋愛結婚にいたるケースがほとんどなので、彼氏がいないと不安に感じるのは当然のことでしょう。
また、周囲に恋愛感情を持てる素敵な男性がいない場合は、出会うことから始めなければなりません。
周りが結婚していくなかで、ゴールインできそうな相手と出会えるかわからない不安も、焦る要素の一つといえます。
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彼氏はいるのに結婚する気がなさそう
付き合っている人はいるものの、その彼氏に結婚する気がなさそうだと焦りを感じやすくなるでしょう。
男性は出産・年齢などのタイムリミットがない分、女性よりは結婚を急がない傾向にあります。
また、一生独身でいたいと考える人も増えていることから、もしかすると彼もそう思っているのかもしれません。
長く付き合っているのに、一向に結婚の話題が出ないと「今後どうするつもりなの?」と不安を感じてしまいやすくなります。
そうした悩みを抱えているときに周りが結婚していくと、より焦りが増してしまうのです。
親や親戚から結婚を急かされている
親や親戚から会うたびに結婚の話題を出され、急かされているように感じることも焦る原因の一つです。
親や親戚たちにとっては何気ない話題のつもりだったとしても、言われている側はプレッシャーに感じます。
毎回会ったときに、
「まだ結婚する予定はないの?」
「良い相手がいなくなっちゃうよ」
などと言われると、心配をかけている自分に情けなさを覚えたり、傷ついたりするでしょう。
そうした心理が関係し、自分の意志というより“早く家族を安心させてあげたい”という気持ちの方が強く、周りが結婚していくことに焦ってしまうのです。
周りから取り残されているように感じる
結婚ラッシュが続くと、自分だけ取り残されているように感じて辛いですよね。
結婚して新しい家庭を持つと、独身のときと同じ生活や遊び方ができなくなる人がほとんど。
今までは夜遅くまで一緒にお酒を飲んでいた友人に「夕飯の準備があるから」と断られたり、集まりのなかで既婚者同士の会話にまったく入れなかったりすると、周囲が遠い存在のように感じてしまうのです。
友人と会う時間が減って一人の時間が増えていくほど、その不安は募っていくでしょう。
自分だけ置いてけぼりな状態が辛く「早く結婚したい」という心理になってしまいます。
結婚することが”幸せ”だと思っている
結婚願望が強く“結婚することが幸せ”だと漠然と思い込んでいる女性も、焦りを感じやすい傾向にあります。
「独身で彼氏もいない自分は不幸」
「女にとっての幸福は素敵な家庭を築くこと」
だと思っていませんか?
もちろん、大切なパートナーと家族になることで得られる幸せは確かにあります。
しかし何を幸せと捉え、何で心が満たされるのかは、人それぞれです。
仕事を頑張るも良し、好きなアイドルを熱心に応援するのも良し。
結婚だけにフォーカスを当てるのではなく、少し視野を広げて“人生の楽しみ方”を探してみてはいかがでしょうか?
“独身だから満たされていない”と決めつけていないか、結婚することにこだわりすぎていないか、今一度自分の心と向き合ってみてください。
将来一人かもしれないという不安
「このまま結婚できず将来一人かもしれない…」という不安が、焦りに繋がっている可能性もあるでしょう。
近年は男女ともに未婚率が上昇しており、一生独身でいることを自ら選択する人が増えてきています。
しかし、生涯独り身だと困ったときに頼れる人がいなくなることも。
周りが結婚していき、楽しそうな家庭を作っている様子を見ると、羨ましく感じるのと同時に、年を取って一人で寂しく過ごす自らの姿をイメージしてしまうのです。
老後への不安から、急に結婚願望が芽生えて焦る女性も多くなります。
子どもが産めなくなるかもしれない
独身女性が結婚を焦る代表的な理由の一つが「子どもが産めなくなるかもしれないから」ということ。
女性は男性と違い、妊娠適齢期と呼ばれるものが存在します。
35歳以上で初産の女性は高齢出産と呼ばれ、妊娠出産のリスクが高まったり、そもそも妊娠しづらくなったりすることも。
周りが結婚していき、子宝に恵まれているのを見ると「タイムリミットが来る前に早く結婚しないといけない」という焦りが強くなります。
30代に突入した女性に多い理由ですが、希望する子どもの数によっては20代でも焦りを感じる人もいるでしょう。
周りがみんな結婚して寂しい独身女性の対処法5つ!
周りが結婚していくラッシュが続くと「自分だけ結婚できないかもしれない」と不安に駆られますよね。
しかし、焦って行動しても空回りしたり、巡り合った相手の本質を見極められずに失敗したりするケースも考えられます。
自分らしく笑顔でいるためには、結婚への焦りを解消し、気持ちにゆとりを持つことが何より大切です。
最後に、寂しい・辛いと感じる独身女性におすすめな対処法を5つ紹介するので、今抱えている感情を上手に整理しましょう。
周りと比べるのをやめる
周りが結婚していき幸せそうな姿を見ると、寂しさを抱える独身の自分とつい比べてしまい、悲観的になったりネガティブな感情に襲われたりする女性も少なくありません。
しかし、もっとも大切なのは自分自身であり、一人ひとり幸せの形も異なるのです。
幸せの基準を測るものさしを他人に預けたり、他人の見えている部分だけを切り取って自分と比べたりしていると、今あなたの周りに転がっている幸せにも気づけなくなるでしょう。
既婚者の幸せそうな投稿が目に入ってしまって辛いなら、SNSをやめるのも一つの方法。
どうしても独身の自分が不幸に感じる場合は、既婚者の友人と距離を置き、落ち着いて呼吸ができる環境を作ることも重要です。
周りと比べるのをやめて“自分の幸せとは何か”を見つめ直すと、今持っている幸せを見失わず大事にできるでしょう。
本当に結婚したいのかをよく考える
「周りが結婚していくから焦ってしまう」と思っている人は、自分が本当に結婚したいのかをよく考えてみましょう。
たとえば“結婚=幸せ”という固定観念にとらわれていたり、親からのひどいプレッシャーに応えたいだけだったりすると、自分が心から望む生き方からは遠ざかってしまいます。
今は女性の人生も多様化しており、結婚したからといって必ず幸せになれるわけでもありません。
自分の人生において結婚が必要なのかを改めて考えてみると、他人に惑わされず、自分の意志で導き出した明確な答えが出てくるでしょう。
焦りを解消して冷静に行動できると、おのずと心に余裕ができて、しっかり物事を見極められるようになりますよ。
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趣味や仕事で私生活を充実させる
次々と周りが結婚していくと「早く自分も結婚しなきゃ」と気持ちが焦り、いっぱいいっぱいになって視野が狭くなります。
そんなときこそ、趣味や仕事に集中して私生活を充実させるのも対処法の一つです。
自分を気分転換させ、気持ちにゆとりを作ることで辛い気持ちや寂しさを軽減できます。
ダンスやジムで思いっきり体を動かしたり、大きな目標を決めて仕事にのめり込んだりと、夢中になれるものは人それぞれ。
好きなことに没頭すると表情はもちろん、内面からもキラキラと輝き、よりあなたの魅力もアップするはずです。
周囲の男性を惹きつけたり、新たな出会いを引き寄せたりといった、一石二鳥の効果も得られるかもしれませんよ。
自分磨きをして自信をつける
周りが結婚していくたびに、落ち込んで「私なんてどうせ結婚できない」と卑屈になるのは、自分に自信がない証拠かもしれません。
そんな女性におすすめなのが、自分磨きをして自信をつける方法です。
自分磨きとは、今の自分をアップデートするために外見や内面を磨くこと。
体を鍛えて理想のボディを追求したり、凛とした女性になるために正しい作法や姿勢を身につけたりするのも良いでしょう。
料理教室や英会話スクールに通って特技を習得し、スキルアップするのもおすすめです。
自分磨きを通して成長したことが自信となり、焦りが消え、誰にでもおおらかな気持ちで振る舞えるようになるでしょう。
自分磨きの内容に決まりはないため、興味のあることから始めていくといいですよ。
積極的に出会いを求める
「結婚ラッシュが続いて辛いけど、どうすればいいかわからない…」と悩む女性は、積極的に出会いを求めて行動しましょう。
信頼できる友人に彼氏候補を紹介してもらったり、趣味サークルや街コンに参加したりすると、新しい出会いが期待できます。
また、思い切って結婚相談所に登録し、本格的に婚活をスタートするのもおすすめ。
相談所に入会している独身男性は、結婚を意識している人たちばかりです。
相性の合う二人がマッチングすると、トントン拍子でゴールインできるかもしれません。
カウンセラーとの相談を通して、自分の理想を見つめ直すきっかけになることもあるでしょう。
「結婚できない」と決めつけず、前向きに出会いを求めて行動することが大切です。
周りの友達が結婚しても焦る必要はない!自分のペースで婚活しよう
周りが結婚していくと、自分だけ取り残されているような気になって、焦りを感じる女性は多くいます。
しかし「早く結婚したい」という気持ちばかりが先走って、よく考えずに行動すると悪い結果を招くことも。
焦りを感じたときこそ、ゆっくり深呼吸して心を落ち着かせ、自分自身と向き合うことが大切です。
周りと比べず、自分のペースで婚活すると気持ちに余裕が生まれ、穏やかで前向きに毎日を楽しめるようになるでしょう。
また、彼氏がいない独身女性は、結婚相談所への入会を視野に入れるのもおすすめです。
結婚を意識している男性が多く登録しているので、効率よくスピーディーに婚活を進めることができます。
結婚相談所エンジェライトでは、経験豊富なカウンセラーが在籍しており、お一人お一人の悩みに親身になって向き合います。
予算や婚活状況に合わせて4つのプランから選択でき、経済的に無理のない範囲での婚活が叶います。
無料相談も受け付けているため、ぜひ一度ご相談ください。